インストール

インストールはパッケージを利用します。データベースはSQLiteを利用することにします。

# pkg install sqlite
# pkg install owncloud

設定

Apacheに設定を追加してWebアクセスできるようにします。

/usr/local/etc/apache24/Includes/owncloud.conf　を新規に作ります

Alias /owncloud /usr/local/www/owncloud
AcceptPathInfo On
<Directory /usr/local/www/owncloud>
    AllowOverride All
    Require all granted
</Directory>

起動

Webサーバを再起動します

　# service apache24 restart

Webからの設定

あとは、Webインタフェース経由での設定になります。

• ブラウザからアクセスすると、owncloudのログイン画面が出ます。
• 作成するユーザー名とパスワードを入れます。これが管理者になります。
• 「Storage & database ▼」を選びメニューを開きます。
• 必要なら「Data folder」の場所を変更できます。
  (この指定がファイルの保存場所になります)
• 「Finish setup」を押せば完了です。

メモリキャッシュ設定

そのまま運用すると、管理画面に「メモリキャッシュが設定されていません。パフォーマンスを向上するために、可能であれば memcache を設定してください。」という警告が表示されるのでmemcachedを導入します。(参考:本家のマニュアル)

Memcachedをインストールして起動

# pkg install memcached
# echo memcached_enable="YES" >> /etc/rc.conf
# service memcached start

ApacheからMemcachedを利用できるようにする

# pkg install pecl-memcache　pecl-APCu
# service apache24 graceful

owncloudからMemcachedを利用するように設定
以下の内容を /usr/local/www/owncloud/config/config.php に追加

  'memcache.local' => '\OC\Memcache\APCu',